インプラントは、虫歯や歯周病などの原因で失われた歯の無い部位に、人工歯根(インプラント)を埋め込み、噛み合わせを回復させる治療法です。
埋め込むチタン製の歯根部がしっかり顎骨と結合しますので、天然歯と同じような自然な感覚が甦ります。
インプラント治療は健康な歯を削る必要がないのも特徴、失った歯の部分を補うに方法の1つといえます。
岩渕歯科で取り扱うインプラント
岩渕歯科では、数あるインプラントシステムの中から、国産で信頼性の高いstraumannインプラントを採用しております。
このインプラントは、強度的に優れ生体に対して安全で安定な材料として整形外科分野でも広く利用されている純チタンを人工歯根(インプラント体)に用いています。
インプラント体の構造は1ピース(一体型)のため、ほとんどの手術が1回で終了することが特徴で、これにより患者さんの時間的・精神的な負担が軽減されます。
インプラントの特徴について
◆短い手術時間
インプラントの植立手術は、1本あたり約10~20分程度で終わります。
また、術後の腫れ・痛み・出血はほとんどありませんが、発生する場合も適切に対応しますので、ご安心ください。
◆高い信頼性
straumannインプラントは、他のメーカーのインプラントと比較して、骨と結合するのがとても早く結合したあとも高い信頼性があります。
ほとんどのケースでインプラントを埋入して2~3ヵ月ほどで上部構造体(人工歯)を取り付け治療が完了します。
インプラント治療のながれについて
麻酔・切開 | ドリリング | 埋入手術 | 縫合 | 人工歯の取り付け |
局部麻酔を行ってから歯ぐきを切開します。 | ドリルでインプラントを入れる穴を開けます。 | インプラント体を顎骨に埋め込みます。 | 埋入後に切開した歯ぐきを縫合します。 | アバットメント上に人工歯を装着して終了です。 |
インプラント/ブリッジ/入れ歯との比較
歯を失った場合、従来の治療では「ブリッジ」か「入れ歯」しか選択肢がなかったのですが、ブリッジを装着するには健康な隣接歯を削り固定する必要がありましたし、入れ歯は固定式でないためしっかり噛めないなどのデメリットがありました。
しかし、インプラントなら健康な歯を犠牲にすることなく自然の感覚が戻り、しっかりと噛め、食べ物が美味しくいただけます。
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
治療イメージ | |||
メリット | 自分の歯と同じように噛め、見た目も良く、違和感が全くありません。 | 自分の歯と同じように噛むことができ、違和感がありません。 | 口の中の型を採る程度の比較的簡単な治療ですみます。 |
デメリット | インプラントを埋入するための簡単な手術が必要です。 自費のため健康保険は適用されません。 |
ブリッジを固定するため、両隣の健康な歯を削る必要があります。 セラミックなどの白いブリッジは健康保険適用外です。 |
硬い食べ物や、粘り気のある食べ物では苦労したり異物感を感じる人もいます。 チタンなどの金属床は健康保険適用外です。 |