歯が生え始める0歳児から永久歯と乳歯が混在時期を経て、永久歯に生え替わるまでのお子さんのための治療とケアが小児歯科です。
当院では、成長発育期にあるお子さんに対して全身的な健やかな成長変化を見据えながら適切な口腔治療やケアを提供しています。
「歯医者に行くのが嫌い」と感じるお子さんは、治療時の「キーン」や「ゴゴゴ」という音や振動を怖がったり、医院特有の臭い?を嫌がったりする方が多いのも確かです。
最近では治療器具も静かなものに変わってきてはいますが、それでも1回持ったトラウマを払拭させるのは子供には大変だと思います。
そこで当院では、歯医者に慣れてもらうことからはじめていきます。
怖がって次に来院するのが嫌にならないように、お子さんの歯を治療する前のトレーニングも行っています。
腫れていたり痛みが出ていたりという緊急時の場合をのぞけば、院内でリラックスして過ごしていただくことを重視します。
レストレーナーの使用について
緊急時などの安全な治療対策として、レストレーナー(右)を使用して治療することが可能です。泣いたり暴れたりして治療が出来ないお子さんや、体を動かしてしまうお子さんもいます。
極力使用せず本人の成長を待ちますが、緊急時に使用出来ます。このレストレーナーは障害児の治療にも使用して治療することが可能です。
早期発見・早期治療を心がけましょう!
学校・幼稚園などの歯科検診で異常が発見されたり、虫歯などになってしまったときは早めにご来院をお勧めします。
虫歯の進行は、お子さんの場合は成人よりもとても早いため、歯髄(神経)まで達している人も多くみられます。早期発見・早期治療を行えば、お子さんの身体的負担が軽く済みます。
予防処置をしっかりとしましょう!
生えてきたばかりの乳歯や永久歯は、前に書いたとおり虫歯になりやすく急激に進行します。特に4~5歳ぐらいまでは十分に気をつける必要があります。なお、虫歯予防の3つのポイントは下記のとおりです。この3つが重なり合うと虫歯を発症するリスクが高くなります。
【予防のポイント】
◆ 歯質の状態をチェック
◆ お口の中の虫歯菌量を染め出し法でチェック
◆ 毎日の“おやつ”の摂取量をチェック
≪フッ素(左)とシーラント(右)≫